2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

国家神道は何かを理解するために(島薗進)

島薗進氏論文:「国家神道はどのようにして国民生活を形づくったのか?―明治後期の天皇崇敬・国体思想・神社神道」(所収、京都仏教会監修『国家と宗教―宗教から見る近代日本』上巻、法蔵館、2008年7月、243−284ページ。) この論文は島薗進氏が…

自衛隊は国民を守るものなのか?

国を守るとはどういうことか?憲法9条についての議論では必ず、軍隊がなくて国を守れるかという話になります。しかし国を守るとはどういうことでしょうか?普通の市民は、自分たちの生命財産を守ってくれることを想像するでしょう。 しかしそれは違うようで…

建国記念日について

建国記念日(紀元節)についてメモ 日本では2月11日。これは戦前の紀元節を1966年に復活させたものである。 戦前の紀元節とは、明治5年(1872年)、神話に基づいて神武天皇の即位日を祝日に定めたもので、その後1930年以降の国家神道(天皇は日本建国の…