2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和天皇はどれだけ戦争に関わったのか?天皇の戦争責任

<天皇の直接的な戦争指揮に関する疑問と回答> 以下は、山田朗教授の「大元帥 昭和天皇」(新日本出版社,1994年)の、あとがきより抜粋したものです。 「昭和戦争史に果たした天皇の役割とその戦争責任」 昭和天皇はどれだけ戦争に関わったのか?天皇の戦争…

右翼の天皇観、国家神道観(中西輝政にみる)

<現在の右翼の天皇制への考え方> 靖国神社の国家観、日本会議など右翼の考え方の一端を中西輝政の本「皇室の本義」から示します。ここで中西が言っていることは、まるで日本人が古来から天皇を崇拝してきたし、それが日本的なことなのだと、もともと天皇崇…

なぜ国家神道が危険なのか?

国家神道がなぜ危険なのか?なぜなら現在では、それを右翼が復活させようとしているからです、 彼らは国家神道とは言わないが、その言っている内容は戦前の国家神道(=日本は絶対的に崇高な天皇が支配する特別な神の国だ)をいまや、正々堂々と主張していま…

はだしのゲンは天皇を許さない

「はだしのゲン」は非常によく知られた漫画だが、その中には激しい天皇批判がこめられている事はあまり言及されないように思う。しかし実は著者中沢啓治氏は、非常にはっきりと天皇の戦争責任と天皇制そのもの日本の民主主義への脅威を認識し、怒っている。…

歴史修正主義者池田信夫の悪行

池田信夫は「慰安婦は自発的に志願した売春婦にすぎない」と公言する歴史修正主義者です。(慰安婦を自発的という人間を歴史修正主義者と言うべきであるという事は「歴史修正主義の克服」を書いた歴史学教授山田朗氏がそのように指摘しています)。彼は自分…